富士市は、富士山を身近に感じながら暮らし、必要な日に東京へ出社したい人にとって有力な候補です。東海道新幹線の新富士駅から東京駅へ向かえますが、新富士駅と在来線の富士駅は同じ場所ではありません。
東京通勤を優先するなら、新富士駅まで徒歩・自転車・車などで行ける場所を探すのか、富士駅周辺から新富士駅へ移動するのかを決める必要があります。この記事では、出社頻度、交通費、住まい、生活環境を順に確認します。
富士市の移住・東京通勤を採点
| 項目 | 評価 | 判断のポイント |
|---|---|---|
| A 東京駅までの乗車時間 | ○ | 新富士駅から東海道新幹線を利用。駅までの移動時間は別 |
| B 交通費 | ×の候補 | 新幹線の往復費用が高い。会社の支給条件で自己負担が変わる |
| C 家賃 | ◎の候補 | 3LDK・70㎡前後を月9万円以下で探せる場合は◎ |
| D 買い物・医療 | ◎ | 日常の買い物先と救急医療の受け皿が市内にある |
| E 自然環境 | +++ | 富士山、茶畑、富士川、駿河湾、湧水 |
結論:週1〜2回出社なら、交通費を許容できればかなり有力です。週5回出社では、新幹線代の自己負担と新富士駅までの移動が判断を大きく左右します。
A. 新富士駅から東京駅へ:こだまの時刻を基準にする
新富士駅から東京駅へは、東海道新幹線を利用できます。従来の記事では、列車に乗っている時間の目安を片道約65分としていました。サイトの評価基準では61〜90分に当たるため、Aは○です。
ただし、新富士駅は主に「こだま」を利用する駅です。より速い列車へ乗れることを前提にせず、実際の始業・終業時刻に合う「こだま」で確認します。
- 始業時刻に間に合う列車が新富士駅を何時に出るか
- 終業後に乗れる列車が東京駅を何時に出るか
- 残業で予定の列車を逃した場合、次の列車まで何分あるか
- 新富士駅から自宅まで、夜にどのように帰るか
時刻と料金は、利用予定日を指定してJR東海の公式案内で確認してください。
新富士駅と富士駅は離れている
新富士駅は東海道新幹線の駅、富士駅は東海道線・身延線の駅です。両駅は隣接しておらず、駅構内でそのまま乗り換えることはできません。
| 住む場所 | 東京出社日の考え方 |
|---|---|
| 新富士駅周辺 | 新幹線への行きやすさを優先。物件から駅までの徒歩・自転車経路を確認 |
| 富士駅周辺 | 新富士駅までのバス・車・自転車などの移動が必要 |
| 吉原方面 | 生活施設への行きやすさと、新富士駅までの車移動を確認 |
| 富士山麓寄り | 自然への近さと引き換えに、新幹線駅までの時間が長くなりやすい |
物件広告に「富士駅まで徒歩○分」と書かれていても、それは新富士駅までの時間ではありません。東京通勤を続けるなら、候補住所から新富士駅までを別に調べてください。
出社頻度別に見る富士市との相性
| 出社頻度 | 富士市との相性 | 確認すること |
|---|---|---|
| 週1回 | 有力 | 出社1回の往復費用と新富士駅への移動 |
| 週2回 | 検討可能 | 月8回程度の自己負担と帰宅時の列車 |
| 週5回 | 慎重に判断 | 新幹線定期券、会社支給額、駅までの毎日の移動 |
週1〜2回なら、家賃の軽さと富士山麓の自然を優先しやすくなります。週5回では、新幹線に乗っている時間に加え、駅までの移動と毎月の交通費を重視します。
B. 交通費:新幹線代の支給条件を先に確認する
現行記事では、新富士駅から東京駅までの往復交通費を10,340円とし、会社から1日5,000円支給された場合の自己負担を5,340円としていました。これは過去の料金に基づく試算であり、現在購入する際の確定額としては使用しません。
移住前に、次の項目を確認してください。
- 新富士駅から東京駅までの現行料金
- 自由席・指定席のどちらが会社の支給対象か
- 新幹線料金を含む経路が通勤経路として認められるか
- 週5回出社の場合、新幹線定期券が支給対象か
- 新富士駅までのバス代や駐車場代が支給対象か
勤務先の交通費補助が出社1日当たり上限5,000円でも、新幹線料金が対象外なら自己負担は単純な差額にはなりません。
| 出社頻度 | 月の出社回数の目安 | 計算方法 |
|---|---|---|
| 週1回 | 約4回 | 往復実費×4-会社支給額 |
| 週2回 | 約8回 | 往復実費×8-会社支給額 |
| 週5回 | 約20回 | 定期券と都度購入を比較し、会社支給額を差し引く |
C. 家賃:新富士駅への距離とセットで比較する
このサイトでは、3LDK・70㎡前後の家賃が月9万円以下ならC評価を◎とします。富士市は広めの賃貸を比較的抑えた家賃で探せる可能性がありますが、市内全域で同じ条件ではありません。
- 新富士駅に近い物件:通勤時間を短縮しやすいが、希望する広さと家賃を確認
- 富士駅周辺の物件:在来線は使いやすいが、新富士駅への移動費を加える
- 車移動を前提とする物件:家賃に駐車場代と新富士駅周辺の駐車料金を加える
従来の記事では、2LDKを約6万円、3LDKを約7.6万円としていました。現在も同程度で借りられるとは限らないため、公開中の募集物件で確認してください。
D. 買い物と医療:市内で生活を組み立てやすい
富士市には、食品スーパー、ドラッグストア、ホームセンター、ショッピングセンターなどがあり、日常の買い物を市内で組み立てやすい環境です。
医療面では、富士市立中央病院や富士市救急医療センターがあります。診療内容や受け入れ時間は変わるため、必要なときは富士市公式サイトで確認してください。
市域が広いため、「市内に施設がある」だけでなく、候補物件から駅、買い物先、病院までの時間を確認することが大切です。
E. 富士山・茶畑・川・海がそろう
富士市の自然環境は、富士山だけではありません。大淵笹場では茶畑越しの富士山を望め、岩本山公園では富士山や富士川方面の景色を楽しめます。
市の西側には富士川、南側には駿河湾と田子の浦があり、山・茶畑・大きな川・海を同じ市内で感じられます。湧水のある場所もあり、自然環境の種類が多いことが富士市の魅力です。
一方、富士山噴火、地震、津波、河川の洪水など、地域によって確認する災害が異なります。候補物件が決まったら、住所ごとに市の防災情報を確認してください。
筆者が住むとしたら
東京駅勤務、家族は在宅勤務、車は1台という条件なら、週1〜2回出社を前提に、新富士駅へ車や自転車で無理なく行ける地域から探します。
自然を優先して富士山麓寄りに住む場合も、出社日の新富士駅までの時間を確認します。週5回出社なら、新幹線代が会社からどこまで支給されるかを確認するまで物件契約には進みません。
周辺の候補と比較する
富士市が候補に入ったら、東京方面への経路が異なる御殿場市や沼津市も比較してください。富士市では新幹線駅への近さ、御殿場市では乗り換え、沼津市では三島駅へのアクセスが判断材料になります。



まとめ:富士市が合う人
- 刺さる:週1〜2回の東京出社を続けながら、家賃を抑え、富士山・茶畑・富士川・駿河湾のある環境で暮らしたい人。
- 注意:週5回出社では新幹線代が重い。新富士駅と富士駅は離れているため、物件から新富士駅までの移動も確認したい。
候補物件と引越し時期が決まったら、毎月の住居費とは別に引越し費用も確認しておきましょう。
【PR】引越し侍で引越し料金を比較する
富士山麓や河川・海に近い地域で住宅購入を考える場合は、候補住所の防災情報を確認してから住宅会社を比較します。



コメント