八ヶ岳の近くで暮らしながら、必要な日だけ東京へ出社する。北杜市はそんな働き方にひかれる人なら、一度は候補に入れたくなる街です。
ただ、北杜市は広いです。小淵沢駅から特急に乗れるとしても、自宅が小淵沢にあるのか、清里・大泉・白州などにあるのかで、出社日の負担は変わります。
この記事では、東京駅周辺への通勤を想定し、特急「あずさ」を利用できる小淵沢駅を評価の起点にします。そのうえで、北杜市内の住む場所によって何が変わるかを考えます。

結論:週1出社なら検討。週2は条件次第、週5は厳しい
| 出社頻度 | 北杜市への移住判断 |
|---|---|
| 月数回~週1回 | 検討できる。自然の近くで暮らす目的を優先しやすい |
| 週2回 | 小淵沢駅への移動時間、交通費、帰りの列車を確認して判断 |
| 週5回 | 往復の時間と費用が大きく、私は候補から外す |
私なら、週1出社が続く見込みなら北杜市を候補に残します。高原や森の近くで暮らしたい気持ちは大きい一方、週2回以上東京へ行くなら、景色の良さだけでは決められません。
北杜市の評価結果
| 項目 | 評価 | 見ておきたいこと |
|---|---|---|
| A. 東京駅までの通勤時間 | × | 小淵沢駅から東京方面への乗車だけで片道約2時間が目安 |
| B. 交通費 | × | 特急利用の往復額と会社の補助を確認する |
| C. 家賃 | ○ | 相場より、希望エリアで物件が見つかるかが重要 |
| D. 買い物・医療 | ○ | 市内に選択肢はあるが、住む地区によって移動距離が違う |
| E. 自然環境 | +++ | 八ヶ岳南麓、清里、白州など、望む暮らしに合わせて選べる |
この評価は小淵沢駅を起点にした、市全体を比べるための目安です。実際の住まいが決まったら、自宅から駅までの時間を足して判断してください。
A. 小淵沢駅から東京方面へ:乗車時間は×
現記事では、小淵沢駅から特急「あずさ」を利用した東京駅方面への乗車時間を片道約131分として評価しています。このサイトの基準では121分以上のため、通勤時間は×です。
列車によって停車駅や行き先が異なります。利用したい時間帯に東京駅まで直通する便がなければ、新宿駅などで乗り換える経路も確認が必要です。実際の出社時刻に合わせて、JR東日本の時刻表で往復を調べてください。
| 出社頻度 | 片道約131分として計算した乗車時間 |
|---|---|
| 週1回 | 往復約4時間20分 |
| 週2回 | 週に往復約8時間40分 |
| 週5回 | 週に往復約21時間50分 |
ここには自宅から小淵沢駅までの移動、列車の待ち時間、東京駅から職場までの移動を含めていません。週1回なら「東京へ行く日」として予定を組めても、週5回では通勤に使う時間が相当長くなります。
小淵沢駅に近ければ解決する?
駅までの移動を短くできるのは大きな利点です。それでも、小淵沢駅から先の乗車時間そのものは残ります。北杜市からの東京通勤では、駅近物件を探す前に週に何回、東京へ行く働き方なのかを固めたいです。
B. 交通費:特急代を含む往復額を出社回数で掛ける
現記事では、小淵沢駅から東京駅までの特急利用を往復10,860円の目安で評価していました。この金額ならサイトの交通費評価は×です。ただし、記事に掲載された金額を現在の購入額として使わず、利用する列車と購入方法で調べ直してください。
筆者の条件では、会社の交通費補助は出社日1日あたり上限5,000円。参考として、現記事の往復10,860円で計算すると、補助が満額出る場合の自己負担は1日5,860円です。
| 出社頻度 | 月の出社日数の目安 | 自己負担の参考額 |
|---|---|---|
| 週1回 | 4日 | 23,440円 |
| 週2回 | 8日 | 46,880円 |
| 週5回 | 20日 | 117,200円 |
※表は現記事に掲載されていた往復額と、1日5,000円の補助を使った参考計算です。現在の運賃や勤務先の支給額を示すものではありません。駅まで車で行くなら、駐車場代も別に加えます。
週1回と週2回では、同じ北杜市暮らしでも月の支出が変わります。家賃の安い物件を見つけても、東京出社の自己負担と車の維持費を足してから比較したいです。
C. 家賃:希望する地区の「募集物件数」を先に見る
現記事では、北杜市の3LDKを月8万~10万円台の目安として評価しています。家賃評価は○。ただし、北杜市では平均的な家賃よりも、住みたい地区に希望する間取りの賃貸があるかが気になります。
たとえば「3LDK、駐車場付き、小淵沢駅に出やすい、冬も暮らしやすい」という条件を重ねると、比較できる物件が少ない可能性があります。家賃相場だけを見て移住費用を決めず、実際の募集物件で確かめたいです。
| 住む地区を考える視点 | 確認したいこと |
|---|---|
| 小淵沢周辺 | 特急へのアクセスと、希望する物件条件の両立 |
| 長坂周辺 | 日常の買い物と、小淵沢駅までの移動 |
| 清里・大泉周辺 | 高原での暮らしと、冬を含む駅への移動 |
| 白州・須玉など | 望む自然環境と、通勤・買い物・通院の経路 |
家の購入を考える場合も、最初に地区と通勤経路を決めておくと、土地探しの条件がはっきりします。
D. 買い物・医療:車で行けるかを地区ごとに確認
北杜市内には食品スーパーや日用品を買える店があり、買い物の評価は○です。ただし、市内のどこに住んでも同じ距離で利用できるわけではありません。日常的に使う店までの道と所要時間を、候補物件ごとに見ておきたいです。
医療も○とします。市内には北杜市立甲陽病院、北杜市立塩川病院があります。必要な診療科や夜間の受診については、住む地区と利用したい医療機関に合わせて確認してください。
冬に通勤や通院が必要な日もあります。物件から駅・店・医療機関までの経路は、距離だけでなく、寒い時期の移動も想像して選びたいところです。
E. 自然環境:北杜市を選ぶ理由は十分にある
北杜市の自然環境は+++です。八ヶ岳南麓の景色、清里の高原、白州の水辺、尾白川渓谷など、同じ市内でも暮らしたい風景を選べます。
私なら、休日に自然へ出かけるだけでなく、普段の生活の中で山や森を感じたいなら北杜市にひかれます。ただし、自然の近さを優先するほど東京出社日の移動が長くなる場合もあります。どの景色の近くで暮らしたいかと、駅への行きやすさを同時に考えたいです。
韮崎市と迷ったら、出社回数から考える
北杜市にひかれていても、週2回以上の東京出社があるなら韮崎市とも比べてみたいです。自然の近くで暮らすことをどこまで優先するか、東京へ行く負担をどこまで受け入れられるかで選択が変わります。
| 重視すること | 比較するときの見方 |
|---|---|
| 北杜市の高原や水辺で暮らす | 出社回数を抑えられるか、希望地区から駅に出られるか |
| 東京へ行く日の負担を減らす | 韮崎市を含め、実際に使う駅と列車で比較する |
自治体名同士で比べるより、候補物件から東京の職場までを同じ曜日・同じ始業時刻で調べるほうが、移住後の暮らしに近い判断ができます。

筆者が住むとしたら
週1回出社で、それ以外は北杜市で過ごせるなら、私は移住先候補に残します。ただし、小淵沢駅までの移動を無理なく続けられる場所を探します。
週2回なら、往復の時刻と交通費に加え、帰宅後の時間がどれだけ残るかを見ます。片道の乗車時間だけでも約2時間あるので、週に2度の東京往復は軽い予定ではありません。
週5回なら、北杜市への移住は見送ります。自然環境の魅力は大きいものの、毎日の通勤時間と費用を考えると、私の働き方には合いません。
まとめ:北杜市はどんな人に刺さる?
- 刺さる:東京出社は月数回~週1回。八ヶ岳南麓や白州など、住みたい自然環境が具体的にある人。
- 注意:週2回以上の出社は、特急の往復時刻と費用に加え、自宅から小淵沢駅までの移動を確認したい。希望地区の賃貸物件数や冬の生活動線も見る。
住む地区と物件の候補が固まったら、家賃・通勤費・車の費用に、引っ越し費用も加えて現在の住まいと比較したいです。
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