※本記事は「自治体単位でざっくり比較する」スタンスです。静岡市内の細かな居住エリア(駅徒歩・学区・買い物距離など)までは詰めません。まず全体感を掴み、候補が絞れたら住みたいエリアの最寄り駅で再計算してください。
- 更新目安:2026年05月時点(運賃・家賃相場は変動します)
- 目的地:東京駅
- スタート駅(評価用):静岡駅(自治体の主要駅/東京駅への導線が最も容易)
- 新幹線:原則 自由席
- 会社補助(筆者前提):1日上限5,000円(往復費用と自己負担を併記)
評価結果
要点:通勤時間は○。静岡駅から東海道新幹線ひかり利用で東京駅まで約61分。生活環境は◎でかなり強い一方、交通費は週5だと補助ありでも自己負担が重く、家賃+交通費の設計が必須です。
世帯年収1,200万(手取り月約76万)なら、家賃+週5交通費(補助あり自己負担)を月19万(手取り25%)以内にできれば現実的。静岡市は週5交通費(補助あり自己負担)は月約13.8万 → 家賃は“〜5.2万”が25%ライン。
| 項目 | 評価 | 補足 |
|---|---|---|
| A 通勤時間 | ○ | 東京駅まで片道61分 |
| B 交通費 | × | 往復 11,880円/自己負担 6,880円 |
| C 家賃相場 | ○ | 3LDK 70㎡:8〜10万/在庫:厚め |
| D 生活環境 | ◎ | 買い物◎/医療◎ |
| E 推しポイント | +++ | 三保松原・日本平・オクシズ |
| 結論 | 週1〜2なら候補。週5は交通費がかなり重い | 都市機能は強いが、都会から離れたい目線では市街地の都会感をどう見るかが分かれます。 |
この自治体が「移住先候補入り」なら、引越し費用の相場を事前に確認するのがおすすめです。先に引越し費用の相場を掴むことで、移住先判断時の追加材料になります。(距離・荷物量・時期でブレます)。
↓評価基準はこちら!↓
A. 東京駅までの通勤時間(電車+新幹線)
静岡市内はどの駅から乗るかで、在来線の時間が変わります。在来線+新幹線を厳密に足し込むと個別事情が出るので、ここでは「代表駅=静岡駅」を起点に、乗車時間だけでざっくり比較します。
判定(静岡駅→東京駅)
- 約61分(東海道新幹線ひかり) → ○(61〜90分)
週1/週2/週5の“乗車時間”イメージ
- 片道:61分
- 往復:122分
| 出社頻度 | 週の合計乗車時間(目安) |
|---|---|
| 週1 | 約2時間02分 |
| 週2 | 約4時間04分 |
| 週5 | 約10時間10分 |
コメント
静岡市の通勤時間はかなり強いです。静岡駅から東海道新幹線ひかりに乗れれば、東京駅まで約61分で到着できます。
- 週1なら、かなり現実的
- 週2でも、出社日として十分組み込みやすい
- 週5でも、乗車時間だけ見れば回せる部類
ただし、ひかり停車便はこだまより本数が限られます。こだま利用だと約80分前後になる便も多いため、実際に住むなら出社時刻・帰宅時刻に合う列車を確認したいです。
B. 交通費(電車+新幹線/自由席)
判定(静岡駅→東京駅)
- 往復 11,880円/日 → ×(9,000円〜)
- 〖会社補助あり(上限5,000円/日)〗自己負担:6,880円/日
- 〖会社補助なし〗自己負担:11,880円/日
週1/週2/週5の“お金”イメージ
| 出社頻度 | 往復運賃(週) | 自己負担(週・補助あり) | 自己負担(週・補助なし) | 月の自己負担(補助あり・週×4) | 月の自己負担(補助なし・週×4) |
|---|---|---|---|---|---|
| 週1 | 11,880円 | 6,880円 | 11,880円 | 27,520円 | 47,520円 |
| 週2 | 23,760円 | 13,760円 | 23,760円 | 55,040円 | 95,040円 |
| 週5 | 59,400円 | 34,400円 | 59,400円 | 137,600円 | 237,600円 |
※月は簡便に「週×4」で計算。実運用は定期・EX予約・スマートEX・勤務形態などで最適解が変わります。
※運賃は改定やルートで変動します。ここでは2026年05月時点の目安として掲載しています。
コメント
通勤時間は○でも、静岡市で一番重いのは交通費です。往復11,880円なので、1日上限5,000円の補助があっても自己負担がかなり残ります。
- 補助ありでも、週5だと自己負担が月 約13.8万(週×4)
- 補助なしだと、週5の自己負担が月 約23.8万(週×4)
- 週5だと、家賃をかなり抑えないと固定費が膨らみやすい
週1〜2なら「高いけど検討できる」ライン。一方、週5で回すなら、会社の通勤手当ルール、定期代扱い、出社日の集約、リモート比率の固定化まで必ず確認したいです。
C. 家賃相場(2LDK/3LDK)
ここは比較をブレさせないために、2LDK(50〜60㎡)と3LDK(70㎡前後)の2本で見ます。評価は原則「3LDK」を基準にします。
判定(静岡市)
- 3LDK:おおむね 8〜10万円台 → ○(9〜11万)
- 参考:2LDKは 7〜8万円台 が中心
- 在庫感:厚め(政令指定都市なので選択肢は多い)
| 間取り | 目安家賃 | 所感 |
|---|---|---|
| 2LDK(50〜60㎡) | 約7.6万 | 夫婦2人なら現実的。駅近・築浅は上振れしやすい |
| 3LDK(70㎡前後) | 約8.7万 | 子ども想定でも射程。ただし静岡駅近くや築浅は10万円超も見たい |
コメント
静岡市は「県庁所在地・政令指定都市」としての厚みがあるので、賃貸の選択肢は多いです。
- 葵区・駿河区・清水区で家賃感が変わる
- 静岡駅近くや新静岡周辺は上振れしやすい
- 清水区や郊外寄りまで広げると、家賃を抑えやすい
ただし、週5出社で新幹線通勤を前提にすると、交通費の自己負担が大きすぎます。家賃単体では○でも、家賃+交通費の合算ではかなり慎重に見たい自治体です。
賃貸相場は確認できましたが、中には持ち家を考えている方も多いと思います。
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D. 生活環境(買い物・医療)
生活環境は迷子になりやすいので、生活必需の2点だけに絞ります(車あり前提のため、距離条件は置きません)。
買い物(◎/○/△/×)
- ◎:自治体内に大型商業施設、駅前商業施設、食品スーパー、ホームセンターが厚く揃う
MARK IS 静岡、新静岡セノバ、イオンセントラルスクエア静岡、静岡駅ビル、各種食品スーパーなど。都会的な便利さはかなり強く、日常の買い物で困る場面は少ないです。
医療(◎/○/△/×)
- ◎:市内に三次救急・救命救急センターを担う病院が複数ある
静岡市の医療の受け皿(例):
- 静岡県立総合病院(高度救命救急センター)
- 静岡赤十字病院(救命救急センター)
- 静岡済生会総合病院(救命救急センター)
- 静岡市立静岡病院(救急・急性期医療の受け皿)
※病院の受け入れ体制は日々変わるため、最新は公式情報をご確認ください。
コメント
ここは静岡市の「県都・政令指定都市としての強み」がそのまま出ます。生活の解像度はかなり高いです。
- 買い物は市内でかなり完結しやすい
- 医療の受け皿も非常に厚い
- 車ありでも車なしでも生活しやすいエリアがある
一方で、「都会から離れたい」というコンセプトで見ると、市街地はかなり便利で都会寄りです。田舎成分を重視するなら、街なかの便利さだけで選ばず、海・山・川との距離感を意識したいです。
E. 自治体の推しポイント(田舎成分の加点)
Eは必需ではなく、田舎好きの筆者に刺さるポイントがあれば加点します。
判定(静岡市)
- 推し度:+++(刺さる要素が3つ以上)
静岡市の推し(例)
- 三保松原:駿河湾と松原、富士山の景色がある。海と富士山の気配が日常圏に入る
- 日本平:海・街・富士山を見渡せる高台の景色が強い。都会感ではなく眺望・自然目線で評価
- オクシズ:市街地から山側へ入ると、温泉・渓流・茶畑・山里の空気がある
- 安倍川・藁科川:大きな川と山側の余白があり、街から自然へ切り替えやすい
- ほか:用宗海岸、清水港周辺の海の気配、茶畑の景色も独特で好き
コメント
静岡市は「都会から離れたい」という目線では、少し評価が難しい自治体です。静岡駅周辺はかなり都市機能が強く、完全な田舎暮らし感は薄めです。
ただし、自治体全体で見ると、海・山・川・茶畑・温泉・富士山眺望まで揃います。街なかの便利さではなく、三保松原・日本平・オクシズ・安倍川方面の自然系で見れば、推しポイントはかなり強いです。
筆者が住むとしたら(総評)
前提:筆者は「東京駅勤務のサラリーマン(出社あり)」で、妻はフルリモート。車は1台。通勤手当は1日上限5,000円。田舎成分(温泉・高原・田園など)があるとテンションが上がります。
結論:週1〜2なら候補。週5は交通費でかなり後退
週1〜2出社が主なら、静岡市は候補に入ります。通勤時間が○で、生活環境は◎。家賃も○。自然系の推しも、三保松原・日本平・オクシズまで含めるとかなり強いです。
ただし、週5出社が常態化するなら、交通費がかなり重いです。補助ありでも月約13.8万円の自己負担になるため、家賃と合わせると固定費が一気に膨らみます。この条件だと「住まい候補としてはかなり後退」。
また、都会から離れたい目線では、静岡駅周辺の都市感をどう見るかもポイント。自然に寄せるなら、清水方面・用宗方面・安倍川方面・オクシズ方面など、住むエリアの選び方がかなり重要です。
筆者目線での“刺さりポイント”
- 通勤時間○:東京駅まで約61分で、週1〜2なら出社日のストレスが読みやすい
- 生活環境◎:買い物・医療の安心感がかなり強い
- 推し+++:三保松原/日本平/オクシズ/安倍川・藁科川など、自然系の田舎成分を取りに行ける
ここだけ注意(住む前にチェックしたいこと)
- 週5出社時の交通費。補助ありでも月約13.8万円の自己負担はかなり重い
- ひかり停車便と帰宅ダイヤ。こだま中心になると乗車時間は伸びやすい
- 静岡駅周辺は都会寄り。都会から離れたいなら、自然との距離感でエリアを選びたい
- 南海トラフ地震、津波、台風・大雨など、エリアごとの災害リスク確認は必須
- 「自治体単位でざっくり」評価なので、最終候補になったら住みたいエリアの最寄り駅で再計算
まとめ:静岡市はどんな人に刺さる?
・刺さる:週1〜2出社で、東京駅にも通いたい。生活インフラは妥協したくない。三保松原・日本平・オクシズ・大きな川がある暮らしに惹かれる。
・注意:週5出社を常態化させるなら、交通費の自己負担がかなり重い。新幹線ダイヤ、会社ルール、出社日の集約は必須。
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